2011年3月1日火曜日

入ゼミへの取り組み(石光)

みなさん、こんばんは。3期生ホームページ係の石光です。

現在、大学3年生は就職活動まっただ中であり、この私も例外ではありません。
就職とその先の人生のため、日々頭を使ったり悩ませたりしている訳ですが、
2年生の皆さんも同じように入ゼミと三田での生活のために、頭をフル回転させているところではないでしょうか。
レポートで悩んでいる方もきっといますよね。

私は、去年の今頃、入ゼミ課題であるレポートについて大いに悩んでいました。
テーマは「非常識な経営学」。
それまでの人生の中で、「非常識」という言葉を、名詞を修飾する語として使った経験があまりなかった私は、テーマを自分の中で消化するのに手間取った記憶があります。

それでもなんとか題材をみつけ(居酒屋のワタミについて書きました)、トップの渡邉美樹さんが著した本を5冊くらい読みました。
彼の率いる会社が何をしていて、それがどうして非常識なのか、などを自分なりに考えてノートにまとめ、レポートを書き始めました。
しかし、書きながら、書いている自分自身が何を書いているのかわからなっていました。
恥ずかしながら。。
きっとひどい出来だったのでしょうが、こうして志望したゼミに入ることができました。


今年のレポートは、「関心のあるものを経営学ないし経営に絡める」というもの。
もし、私が皆さんの立場だったら、レポートはどのように書くか?
私が今関心を寄せているのは、ルンバという商品です。
皆さんご存じですか?
勝手に部屋を動き回って掃除をしてくれる丸い掃除機ロボットです。私はそれが欲しいのです。気になる方がいましたら「ルンバ」で検索してみてください。

さて、このルンバを経営と絡めて考えてみます。
ルンバ公式サイトによると、彼には人工知能と3段階クリーニングシステム、という機能が搭載されています。人工知能は、数十のセンサーを使って、部屋の広さから形状、汚れ具合まで関知できるそうです。3段階クリーニングシステムとは、「かきだす」「かきこむ」「吸い取る」という作業を一度に行う清掃機構だそうです。

このルンバを一つの組織と見立てた場合、人工知能が経営の舵取りを行うトップマネジメントチームです。各種センサーが幹部であり、部屋という環境を見極めます。そして、経営の方針を3段階クリーニングシステムという事業部に伝え、それを事業部が実行する。ルンバは、「お部屋をくまなくキレイにお掃除をする」というビジョンのもと、人工知能が司令塔となって、クリーニングシステムを動かしていく。そしてゴミをくまなく除去することで、ビジョンの達成を進めているのです。

皆さんが考えている題材とかぶらないように、マイナーだと思われる関心事を引き合いに出してみましたが・・・
これはあまり良い例ではないかもしれません。1年間勉強してこれか。。。悔しいです。
まだまだ時間はありますので、じっくり楽しみながら取り組んでみてください。

1 件のコメント:

  1. 三橋です。ルンバ,ですか。。。ロボット産業については興味があり,いずれは何かの研究ネタにしたいと考えています。なかなかデータが集めにくいのが難点ですが。。。

    ところで,ルンバもすごいですが,Boston Dynamics社のロボットをご存知でしょうか?これは鳥肌ものです。

    http://www.youtube.com/watch?v=cHJJQ0zNNOM&feature=related

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